便秘改善を目指すなら、適度な運動で腹筋を鍛えることが必要です。 とくに弛緩性便秘の場合は、腹筋の力があると便を押し出しやすくなり、便秘状態の解消につながります。 また、腹筋を動かすことで腸に刺激を与え、大腸の蠕動運動も活発になります。 大腸の動きが活発になると、便意を促して便秘解消につながるでしょう。
運動不足 便秘 なぜ?
身体を動かすことで、腸も伸縮したり揺さぶられたり刺激を受けて、便を先へと送り出すぜん動運動の活性化につながります。 また、排便でいきむときには、腹筋が大きく関わっています。 運動不足で腹筋が衰えると、便を押し出す力が弱くなるので便秘の原因に。
便秘 運動 いつ?
湯上がりや寝る前など、リラックスしやすい時間帯に行うとより効果的です。 特に寝る前に行うと、睡眠中に腸の活動が活性化され、翌朝の便通に好影響を与えるという利点もあります。
腸の蠕動運動が低下すると便秘になるのはなぜか?
弛緩性便秘は、大腸の蠕動運動(ぜんどううんどう/腸が波打つように動いて便を送り出す働き)が低下することにより、大腸内の糞便通過時間が長くなり、水分が多く吸収された結果、便が固くなって引き起こされます。 特に、高齢者や、やせ形の女性、長期臥床(がしょう)者(寝たきりやベッドで過ごすことが多い人)などでよくみられます。
便秘に効くうんどう?
腹筋を鍛えて排便力に1.あおむけに寝て、頭の後ろで両手を組み、足は幅を少し開けて両膝を立てる。 両手はお腹にあてても良い。おへそが見えるまでゆっくりと頭を起こし、お腹に力を入れた状態で10秒キープ。ゆっくりと頭を戻す。 5〜10回を目標に繰り返す。便秘解消におすすめの運動・マッサージ - エスエス製薬