急性扁桃炎は繰り返されることがあり、これは慢性扁桃炎の1種である習慣性扁桃炎、もしくは反復性扁桃炎といわれます。 習慣性扁桃炎は1年に4回以上、2年に5~6回以上の頻度で繰り返されるものを指します。 炎症は深部まで達していることが多く、全身状態の変化によって炎症が広がることがあります。 21 окт. 2019 г.
扁桃炎 なぜ繰り返す?
扁桃は、細菌の侵入口にある上に、表面に腺窩と呼ばれる穴がたくさんあるため細菌の巣になりやすく、本来、感染を防ぐ役割を果たしているにもかかわらず、かえって感染源になってしまう場合があります。 こうした感染を繰り返している扁桃は、大人になっても縮小しきれずに炎症が続き、ある程度の大きさを保つことになります。
扁桃炎 何度?
その役割を担ってくれているのが口蓋扁桃です。 この口蓋扁桃が抵抗力が落ちたりすることで炎症が起こる病気を「扁桃炎」といいます。 症状としては、38~40℃の発熱、頭痛、全身がだるい、関節痛などの症状に加え、喉が激しく痛みます。 熱は2~3日から1週間ほど続く場合があります。
なぜ扁桃炎になるのか?
主な原因は、ウイルス・細菌への感染です。 特に、疲れや寝不足、風邪などで体力が低下している場合に起こりやすい病気です。 溶連菌感染を原因として発症することが多く、その場合には合併症(急性糸球体腎炎・リウマチ熱・心内膜炎)のリスクも考慮して治療をする必要があります。
扁桃炎 何か?
扁桃炎は、ウイルスや細菌によって起こる扁桃腺の病気です。 子供から大人まで発症するといわれていますが、小さな子供を中心に30代くらいまでの若い年齢層によく見られます。 のどにはいくつかのリンパ組織のかたまりがあり、体の抵抗力(免疫力)をつくるとともに、鼻や口から細菌が気管や肺へ侵入するのを防ぐ働きをしています。