氷河期はさらに、とても寒い時代の氷期(ひょうき)と少し暖かくなる間氷期(かんぴょうき)にわけられ、現在は間氷期にあたります。 氷期なると、1年の平均気温が5〜10℃ほど下がります。
氷河期の温度は何度?
最終氷期は今より平均6.1度寒かった 『Nature』(8月26日付)に掲載された研究によると、その結果、当時の世界平均気温は現在よりも6.1度低いと推定されるのだそうだ。 今より6度寒かったと聞いても、それほど寒いようには思えないかもしれない。
氷河期 どれくらい?
そして地球最後の氷期「最終氷期」は、およそ7万年前に始まり、2万1千年前に最盛期を迎えて、1万年前に終了したことがわかっています。 約2万年前の最終氷期の最盛期には、巨大な氷河が北米、ヨーロッパ、南米、アジアの多くの地域の約半分を覆い、中緯度地域まで凍りつく極寒の時代でした。
氷河期は何回?
長期サイクルを見れば、地球が誕生して以来、氷河期は4回あった。 最古の氷河期は24億年も前だと言われる。 短期サイクルを見れば、過去300万年の間、氷河期が終わって次の氷河期が来るまでに4万~10万年の年月がかかっている。
氷河期はどうやっておこるの?
氷河時代の原因に関する一致した見解は、いくつかの要因が重要だということである。 それらの要因とは、大気の組成、地球の公転軌道の変化(ミランコビッチ・サイクル)、プレートの動き、太陽の出力変化、地球-月系の軌道の相互関係、火山活動の影響などである。