大気候を決める気候因子としては,緯度,水陸分布,大地形などが重要であり,小気候では植生,土地被覆形態,小地形などが影響を与える。 地球上では,緯度,水陸分布,隔海度と大気大循環との相互作用により,熱帯多雨気候,乾燥気候,温帯気候,冷帯気候,寒帯気候,大陸西岸気候,大陸東岸気候などの気候帯や気候区が形成される。
気候は何によって変化するの?
気温は、太陽から降り注ぐ日射(太陽放射エネルギー)の強さによって決まります。 立方体地球は、黄道面に対して、23.4度傾いて公転しています(図7)。 このため、太陽光線の当たり方が季節によって変化します。
日本 高温多湿 なぜ?
その理由は、「太平洋高気圧」が関係しているから。 この高気圧は太平洋上で発生するため水蒸気を多く含んでおり、夏になると北上して日本列島を覆う。 そして、太平洋の高温多湿の空気を南よりの風が日本に運ぶので湿度が高くなる。
地中海性気候は何帯?
ちちゅうかいせい‐きこう【地中海性気候】 ケッペンの気候区分による温帯気候の一。 符合はCs。 冬は温暖で雨が多く、夏は高温で乾燥する。 エジプトとリビアを除く地中海沿岸・南アフリカ南西部・アメリカ西海岸・チリ中部などにみられる。
気候 なぜ違う?
日本列島は南北に伸びていることと、季節風や海流の影響を受けて、地域によってその気候が異なる。 北海道は亜寒帯に属し、冬の寒さが厳しく、梅雨はない。 沖縄は亜熱帯に属しているため、一年中気温が高い。 夏は南東から、冬は北西からの季節風が吹き、その影響で、夏は太平洋側で雨が多く、冬は日本海側で雪が多く降りやすい。