歯槽膿漏の治療(改善)方法 スケーリング 専用の器具で、歯石を除去します。 外科 治療(フラップオペレーション) 歯周ポケットが深くなり、スケーリングで歯石が取りきれない場合に、歯肉を切開して歯石を除去します。 歯周組織再生療法(エムドゲイン) . 骨移植
歯槽膿漏って治りますか?
重度の歯周病(歯槽膿漏)でも歯周外科によって歯肉を再生させ、歯の延命を図ることはできます。 症状や進行の度合い・個人差によって、回復の度合いは変わりますが100%は無理でも80%まで症状を改善する、溶けた骨は戻せなくても痛みや腫れの原因を取り除くことが出来る、というのが歯周病(歯槽膿漏)の改善です。
歯槽膿漏の治療どのくらい?
治療期間は、およそ3か月程度となり、歯肉の下の歯石除去を数回に分けて行うことで、通院回数も多くなります。 更に重度の場合は、広い範囲に炎症が表れ、顎の骨がさらに溶けてしまいます。 そこまで進行すると歯を支えられなくなり、歯がぐらぐらしてきます。
どうして歯槽膿漏になるのか?
歯槽膿漏の原因は口腔内の細菌です。 この細菌は歯垢に生息しており、普段の歯磨きが不十分で歯垢が溜まると増殖し、毒素を出して歯ぐきに炎症を起こす原因となります。 歯槽膿漏が進行すると、血液を介して細菌が各臓器に運ばれ、身体に様々な影響を及ぼすことになります。 ・歯槽膿漏と糖尿病が双方に悪影響を及ぼす。
歯槽膿漏になるとどうなる?
歯槽膿漏(歯周炎)が進行すると、歯周病菌が血管を通して全身にまわり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、認知症を引き起こす原因のひとつになる可能性があります。 また、糖尿病を患っている人は歯周病にもなっている場合が多く、糖尿病の治療と歯周病の治療を合わせて行うこともあります。