歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。 さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
歯周病が進むとどうなりますか?
炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。 また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、高齢者の死亡原因でもある誤嚥性肺炎の原因となっています。
歯周病を放置するとどうなる?
歯周病を放置しておくと、歯ぐきから出血しやすくなったり、歯ぐきがブヨブヨしてきたり、歯が浮いたように感じるなど、歯ぐきにさまざまな症状が出てきます。 最終的には、歯を支えている骨が溶け、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
歯周病になったらどうなる?
歯周病になると、歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭といった症状が起こります。 症状が重くなった場合、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるのです。 歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。
歯周病 重度 どうなる?
重度歯周病を放置すると、歯を支える骨(歯槽骨)が吸収してしまう 歯肉炎が進行すると、歯と歯ぐきの隙間である歯周ポケットが深くなり、歯ぐきが少しずつ歯から離れていきます。 この深くなった歯周ポケットの中で細菌が繁殖、さらに奥深くへ侵入し歯を支える骨(歯槽骨)に到達すると、歯槽骨の吸収が始まります。