メキシコで生まれ、ヨーロッパで成長したチョコレートが日本に初めて伝わったのは18世紀末頃といわれています。 当時、日本はまだ鎖国をしており、唯一外国に門戸を開いていた長崎に、「しょくらとを」という名前で伝わりました。 また、国内で初めて販売されたのは、1877年(明治10年)になってからのこと。
チョコいつ来た?
日本初のチョコレートの記録は長崎 この時代は鎖国政策の下にあり、長崎の出島でのみ対外貿易が行われていました。 このことから、オランダ商人からの貰い品であったと考えられています。 チョコレートが日本に伝わったとされる公式記録は、ときが進んで1873年の明治時代になります。
チョコレートといえばどこの国?
チョコレートで有名な国といえば、チョコレート発祥の地であるベルギーです。 ベルギーはヨーロッパにある国ですが、チョコレートはヨーロッパの国々でで多く消費されています。 その証拠に、チョコレートの有名ブランドの多くが、ヨーロッパの国で生まれています。 チョコレートの国別年間消費量というデータがあります。
なぜチョコレートというのか?
カカオは非常に高価なものとして特権階級の人々に限られており、強精・栄養強化の目的でも愛飲されていました。 「チョコレート」の語源には諸説ありますが、アステカのナワトル族の言葉とつながりがあるのでは、と言われています(ナワトル語の「xocolātl」= 苦い水)。
チョコレート 何時代?
チョコレートの原料、カカオは人類と深く長い関わりがあります。 エクアドルでは、紀元前3500年からカカオが人によって使われ、メキシコ湾岸沿いでは、紀元前1500年頃にオルメカ人がカカオの栽培を始めていました。 「カカオ」という言葉のルーツは、オルメカ人が話していたミヘ=ソケ語「カカワ」にあります。