○初乳について子犬の生後2〜3日以内に母犬から分泌される母乳を初乳といいますが、初乳は栄養的にすぐれているだけでなく、母犬からの免疫が含まれているので(母子免疫) .
妊娠中に子犬に母乳を与えると発症しますか?
通常は、血液中のカルシウム濃度を調節する副甲状腺の異常や、腎不全などが原因で引き起こされる病気になりますが、出産後に子犬に母乳を与えるために、母乳を産生することで体内のカルシウムが不足してしまい発症する場合もあります。 症状としては、食欲不振に発熱、呼吸の乱れ、痙攣などで、どの症状も急に起こることが多いと言われていますので、症状が見られたらすぐにかかりつけの動物病院に診てもらうことが必要です。
出産後の子犬は休ませてあげたいものですか?
出産後の母犬は非常に体力を消耗している上に、本能的に子犬を守ろうと神経質になっているので、なるべくゆっくり休ませてあげたいものです。 2~3日は様子を見て、食欲が戻り、体力も回復して妊娠前と変わらない様子であればシャンプーの再開を検討しても良いでしょう。
犬は一度の出産で子犬を産みますか?
犬は人間とは違い、基本的には一度の出産で数頭の子犬を産みます。 平均で、3頭から8頭ほど産むと言われており、何頭生むかは、主に身体のサイズによって変わってくるようです。 基本的には小型犬でおよそ2頭から3頭、中型犬や大型犬では5頭から8頭ほどの子犬を一度の出産で産むと言われています。
母犬が乳腺炎を患った状態で子犬に授乳させるのはやめるべきですか?
母犬が乳腺炎を患った状態で、気づかずに子犬に授乳を続けてしまうと、子犬にまで細菌が感染してしまう恐れもありますので、乳腺炎の可能性が考えられる場合は、すみやかに子犬に授乳させるのはやめさせて、かかりつけの動物病院で診てもらうようにしましょう。 通常は、抗菌剤や鎮痛剤、抗生物質などを使って治療をおこないますが、症状が進んで患部が化膿し、膿がたまってしまうと手術で患部を切除する必要性もでてきてしまいますので早期の発見が大切です。