5月から7月と、10月から11月に、発作の回数・程度ともに多くなり、秋の方が若干発作が多くなる傾向があります。 ぜん息発作に季節的変動がある理由として、気候、ダニなどのアレルゲン量、気道感染の3つがあげられます。
喘息の発作は何日?
通常は5~7日間です。 吸入ステロイドは、気管支喘息の一番大切なお薬ですが、発作が起こってから開始しても症状が良くなるまでに時間がかかります。
喘息が出るのはどんな時?
風邪などの場合には昼間でも咳が出るのに対し、ぜんそくの場合は、主に就寝中の夜間や早朝に、激しい咳や息苦しさなどの発作が出ます。 反対に昼間は、ケロッとしていることも。 また発作の時は横になった姿勢より座っているほうが呼吸が楽になるので、咳き込むたびに体を起こしてやり過ごす方も多くみられます。
どうして喘息になるのか?
咳喘息の咳は、原則的には痰を伴わず、就寝時や深夜から明け方に強く、冷気・暖気、受動喫煙、会話、運動、飲酒、精神的緊張、低気圧などが誘因となることがあります。 咳の出るきっかけや時期、持続期間など問診が大事です。 治療は喘息と同様に、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬の吸入を行います。
ぜんそくは何科で受診するのか?
ぜんそくは、気道(気管支)の慢性的な炎症によって起こる病気で、正式には「気管支ぜんそく」と呼ばれています。 気道の粘膜が常に赤く腫れ、内側がせまくなった状態になり(気道の狭窄)、ちょっとした刺激にも過敏に反応してさらにせまくなって、ぜんそくの発作が起こります。
喘息は慢性の病気ですか?
喘息 は、 糖尿病 や 高血圧 と同じく慢性の病気です。 そのため、自覚症状が出ていても出ていなくても、毎日継続して治療を行う必要があります。 患者さんの自己判断で治療をやめてしまうと、症状が悪化したり発作が起きてしまったりすることがあるからです。
喘息の治療はどのように行われますか?
喘息 の主な治療は、吸入ステロイド薬による治療です。 軽症から重症まで、年齢にかかわらず、吸入ステロイド薬による治療を行います。 継続して治療することにより、ステロイド*が気管支の炎症を鎮め、喘息の症状を出にくくします。 2018年2月現在、各製薬会社からさまざまな吸入ステロイド薬が登場しています。 吸入ステロイド薬は大きく2種類にわかれます。 粉末の薬剤を一気に吸い込む「ドライパウダー」タイプ、機器で霧状にした液剤を吸入する「エアロゾル」タイプです。 患者さんの年齢や状態に合わせ、どの吸入ステロイド薬を使うかが決まります。 吸入ステロイド薬の安全性について、気にされる方もいるかと思います。
喘息の発症初期に発作が起こることがありますか?
激しい発作(喘息の症状が急激に悪化した状態)を起こすと呼吸困難に陥ることがあり、その際には、ときに命にかかわることがあります。 喘息は、夜間や明け方に発作が起こることが多いです。 発作のために十分に眠ることができないことにより、生活に支障をきたすことがあります。 喘息の発症初期に、風邪のあとの咳が長引いてなかなか治らない、、夜間や明け方になると息苦しくなるという症状を自覚して、受診される方がいます。
喘息は夜間や明け方に発作が起こることがありますか?
喘息は、夜間や明け方に発作が起こることが多いです。 発作のために十分に眠ることができないことにより、生活に支障をきたすことがあります。 喘息の発症初期に、風邪のあとの咳が長引いてなかなか治らない、、夜間や明け方になると息苦しくなるという症状を自覚して、受診される方がいます。