中でも喘息の本態である炎症に対する治療が中心で、強力な抗炎症作用を持つ吸入ステロイド薬が基本となっています。 その他に、気管支を広げる長時間作用性β 2刺激薬やテオフィリン徐放薬、アレルギー反応を抑える抗アレルギー薬などがあり、状態に応じて吸入ステロイド薬と併用します。 成人ぜん息(喘息、ぜんそく)の治療で使われる薬「長期管理薬(コントローラー」と「発作治療薬(リリーバー)」の種類と働きについて解説しています。治療ステップやステロイド薬の副作用対策についてなど。
喘息治療は症状を抑えるためにどうすればよいのですか?
喘息治療は発作を抑えるだけでなく、 発作が起こらない状態を続けて、健康な人と変わらない生活を送るために行われます。 患者さん自身が自宅での症状を管理しながら薬物治療を進めていく必要があるのです。 自分にとって何が悪化要因となって、どんな時に症状が起きるのかを見定めて、それらを避けるように環境を整えていきましょう。
気管支 喘息 の治療はどのように行われるのでしょうか?
気管支 喘息 の治療は、どのように行われるのでしょうか。 この記事では、重症化を防ぐための注意点、そして重症度別の治療法について説明します。 気管支 喘息 の発作が起きたときは、気管支を広げる吸入薬を使えば良くなることが多いです。
喘息発作は命に関わりますか?
喘息発作は、命に関わることもあります。 というのも、日本小児アレルギー学会・窒息死委員会の報告によると、喘息による死亡の原因は主に窒息死で、急激な症状の悪化や適切な救急受診の遅れが理由となる場合があります。 喘息発作をいつも通りだと軽くみてしまったり、発作への適切な対応ができなかったことが要因です。 そのため、発作かなと思ったときは医師 にすぐに相談して下さい。 4. 小児喘息の治療に用いられるお薬 次に、小児喘息の治療の用いられる代表的なお薬について説明します。 それぞれのお薬の特徴を踏まえて、症状に応じて、お薬が処方されます。 4-1. 吸入ステロイド薬 気管支の炎症をおさえるのが、ステロイド薬です。 強い抗炎症作用を持っており、吸入を続けることによって、喘息発作を起こりにくくします。
喘息の治療に用いられるお薬は何ですか?
小児喘息の治療に用いられるお薬 次に、小児喘息の治療の用いられる代表的なお薬について説明します。 それぞれのお薬の特徴を踏まえて、症状に応じて、お薬が処方されます。 4-1. 吸入ステロイド薬 気管支の炎症をおさえるのが、ステロイド薬です。 強い抗炎症作用を持っており、吸入を続けることによって、喘息発作を起こりにくくします。 今出ている発作を即効的に止めるというわけではなく、発作を予防するお薬です。 喘息の治療の基本は、この吸入ステロイド薬です。 主なお薬としては、パルミコート(ブデソニド)、オルベスコ(シクレソニド)、キュバール(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)、フルタイド(フルチカゾンプロピオン酸エステル)などがあります。