慢性閉塞性肺疾患(COPD)の別名はタバコ病 タバコの煙は粒子が小さいので肺の奥まで入り込みやすく、特に、ニコチン、タール、一酸化炭素は三大有害物質とも言われており、吸い込むことによって気道や肺が傷つき、炎症を起こしたり、肺胞が破壊されたりする原因となります。 4 мар. 2020 г.
肺胞壁の破壊 なぜ?
肺胞が破壊される原因として挙げられているのが、有害な物質を長期間吸入すること。 特にタバコとの相関関係が強く指摘されており、実際に肺気腫の患者のほとんどが喫煙者である。 さらに、喫煙歴が長く、本数もより多く吸っている人のほうが、肺気腫にかかる傾向が高い。
COPD 肺胞どうなる?
肺が傷んで息切れが起こる 肺の中にある肺胞は酸素と二酸化炭素の交換をしています。 COPD では肺胞が壊れて弾力性を失い、また、気管支に炎症が起こり、気管支の内腔が狭くなります。 その結果、空気がうまく吐き出せなくなります。
COPD 透過性亢進 なぜ?
胸部CT検査 肺胞は、本来、スポンジ状の密な構造をしていますが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)で肺胞が破壊され、目が粗い構造に変化します。 肺胞が破壊された部分は黒く写るので、肺が全体的に黒く写ります(透過性の亢進)。
肺胞が壊れるとどうなる?
肺胞が破壊された肺は弾力が無くなり、伸びきった風船のような状態になります。 肺胞の壁に張り巡らされていた毛細血管は減り、血液を通して酸素と二酸化炭素のガス交換が行えなくなります。 つなり呼吸の効率が低下するため、空気中の酸素だけでは呼吸が困難になり、ひいては酸素吸入をしながら生活しなければならなくなります。