ミニチュア・ダックスフンドは軟骨異栄養性犬種と呼ばれる犬種の一つで、椎間板の変性が比較的速く進行し若いうちから発症がみられるのが特徴です。 弾力性を失った軟骨は衝撃などでダメージを受けやすくなり「ハンセン1型の椎間板ヘルニア」を起こしやすくなると考えられています。 18 мар. 2021 г.
犬 椎間板ヘルニア なぜ?
犬の椎間板ヘルニアってどんな病気? 老化、外傷、激しい運動、遺伝などが原因で椎間板が変性して突出し、脊椎の上にある太い神経(脊髄)を圧迫することで起こる病気です。 頚部、胸部、腰部どこにでも発症の可能性があり、痛みや麻痺といった神経症状が生じます。 椎間板は脊椎にかかる圧力を分散する役割があり、非常に重要なものです。
ダックスフンド ヘルニア 何歳から?
一般的に、ミニチュア・ダックスフンドの椎間板ヘルニアは高齢時に発症しやすいと言われていますが、データによれば、若年時も発症リスクがあると言え、年齢に関わらず注意が必要です。 また、かかりすい病気の一つである皮膚病も6歳以下と7歳以上で1位と共通しています。 こちらも年齢問わず通院が多くなることが予想できます。
犬 ヘルニア どうする?
椎間板ヘルニアの主な治療法は、外科手術、内科治療(炎症を抑える薬の投与)、安静などです。 症状のグレードや全身状態によって治療方法が選択され、症状の改善を待ちます。 グレード2までは、内科療法に比べて外科療法は数%程度改善率が高い程度です。
犬 ヘルニア ステロイド いつまで?
まず、椎間板ヘルニアの治療としてはステロイドの投与あるいは外科的に手術を行うのだが、どちらにせよ早期の治療が望まれる。 具体的にはステロイド投与は8時間以内、手術は48時間以内(72時間との説も有り)が目安となる。 手術に踏み切る重症度は獣医師の考え方にもよるが、当病院ではⅣ度以上で手術実施の是非を考える。