一般的に、平熱が35℃台の人は「低体温」といわれています。 低体温は病気ではありませんが、放っておくと冷え性や生理不順など、さまざまな不調につながる可能性があります。 基礎体温を測ったときに、低温期が35℃台、高温期に入っても36℃台前半の場合は、低体温といえます。 低体温の原因として主に以下の3つが挙げられます。 ○代謝の低下身体の基礎代謝が低下している場合になりやすいです。 具体的には高齢や栄養状態の悪化、筋肉量の減少などです。 ○内分泌疾患甲状腺、下垂体、副腎など内分泌腺と呼ばれる臓器の機能低下症が低体温の原因になることもあります。
体温が低い原因はありますか?
体温が低い原因や、それによって引き起こされる症状について別の記事で触れていますが、体温が低いと頭痛や吐き気を起こす可能性があります。 また、それだけではなく、 腹痛や下痢、めまい など様々な症状を起こす原因にもなりかねません。 >> 体温が低い原因とは? 頭痛や吐き気が起こる? 病気の可能性は? 様々なことが体に表れてくる可能性があるのが、体温が35度台の人になります。 体温が低いと免疫力が落ちる? 体温が1℃下がるだけで、体の免疫能力は37%も落ちる。 体温が1℃上がるだけで、体の免疫能力は5~6倍になる。 つまり、35度の低い体温では、36度の人に比べ 免疫能力が約40%低い と考えられるため、 いろんな病気にかかりやすくなってしまう のですね。
体温はどのくらい変わるのですか?
そもそも体温というのは個人差が大きいものです。 測定する部位が口なのか脇なのかでも体温は違ってきますし、測定する時間帯によっても体温は変動します。 体温計の種類が予測式と実測式とでも体温は変わってきます。
寒い日に体温が下がりすぎると低体温症になりますか?
寒い日に体温が下がりすぎると低体温症になるのです。 しかし一方で、日常的に体温が36度よりも低い方(34~35度ぐらい)がいらっしゃいます。
体温は正常値と考えられていますか?
ただ、正常値と言っても 「測り方」や「年齢」等によっても変化する のが体温です。 ということが言われていますね。 ただ、新生児などの小さい子供はこの体温よりも若干高めで、 37.0~37.5℃ と言った体温が正常値と考えられていますね。 それに比べ高齢者になると、一般生人の正常値に比べ 0.2~0.5℃ほど低い体温 が正常値と考えられています。