また、血管刺激性の低い抗がん薬でも、点滴の針の刺激などで静脈炎が起こることがあります。 血液のpHは弱アルカリ性(pH7.4程度)です。 薬のpHが酸性側あるいはアルカリ性側にかなり傾いた場合、血管を刺激し、痛みや炎症を引き起こす原因となります。 浸透圧が異なる溶液に接触すると、血管内皮細胞が傷つきます。
輸液 静脈炎 なぜ?
中心静脈栄養(TPN)のQ&A 高カロリー輸液は、末梢から投与する輸液に比べ3~6倍も高濃度であるため、末梢静脈から投与すると血管痛や静脈炎を起こし、やがて血管が閉塞します。
静脈炎 なぜ?
血管壁の内皮細胞が損傷を受けた際に血小板が粘着・ 凝集し、血の塊が形成されます。 これが炎症を起こし静脈炎となります。
点滴 腫れる なぜ?
原因は、点滴液による刺激や感染により「血管炎」を起こしているからです。 血管炎が起きたら、針を抜いて別の血管に刺し替えなければなりません。 また、点滴が漏れて腕が腫れた経験をお持ちの方もおられるでしょう。 水分補給のための点滴であれば、腫れは短期間で引きますが、抗がん剤の点滴の場合は治りが悪いこともあります。
点滴が漏れたらどうする?
点滴静脈内注射が漏れた場合は 点滴静脈内注射が漏れたときには、点滴静脈内注射をただちに中止し、静脈針を抜きます。 さらに、薬液が漏れてから30分以内で腫脹が軽度の場合は局所を冷やし、薬液漏れが始まってから時間が経過した場合は温湿布を行ないながら同肢部を挙上します。
