空気中のウイルスは人が息を吸い込む時に鼻やノドから感染して、流行しやすくなると考えられています。 また、空気が乾燥すると、ノドの粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、ウイルスを防御する力が衰えてきます。 こうしたことが重なって、空気が乾燥する冬には風邪をひきやすくなります。 Q:乾燥すると、なぜ肌あれするの?
風邪をひきやすいのはなぜ?
つまり、鼻やのどからウイルスが体内に入り、このときに疲労やストレスあるいは不摂生などにより免疫力が低下していると、体外にウイルスを追い出すことができず「風邪症候群」、つまり一般的な「風邪」の症状が起こりやすくなるのです。 また、乾燥は鼻やのどの免疫力を弱めるだけでなく、ウイルスを増殖させてしまいます。
風邪のウィルスはどこからくるの?
風邪(かぜ)とは、上気道(鼻やのど)が微生物に感染することによって起こります。 原因微生物の約90% はウイルスが占めており、残りの約10%は細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどウイルス以外による感染です。
体を冷やすと風邪を引く なぜ?
風邪についても、体が冷えると気道周囲の血管が収縮したり、気道粘膜が障害されたりして、ウイルスが侵入しやすくなると考えられています。 このため、マフラーを巻いて首の周囲を温めることや、加湿して気道粘膜の障害を少なくすることが、風邪の予防には効果があるとされます。
季節の変わり目に風邪をひきやすいのはなぜ?
気圧の変動が大きいと、内耳が敏感にその状況を察知します。 内耳が察知した気圧変動の情報は、脳へと伝達されます。 その結果、自律神経はストレス反応を起こし、バランスを欠いて、体調不良を引き起こし、風邪が長引いてしまう原因となります。