今からおよそ10億年前、空気中の酸素(さんそ)をすって生きる生き物が現れてきました。 その後、7億年ほど前までに、ゾウリムシやアメーバのような、動き回りながら自力でえさをとる生き物が現れてきたのです。 このような生き物を原生動物といいますが、これが最初の動物というわけです。
最初の生き物はどうやって生まれたのか?
地球で初めての生物は、現在の深海底で熱水を吹き出す「熱水噴出孔」のような場所で誕生したのではないかと考えられています。 その姿は1つの細胞しか持たない単純な微生物でした。 魚類のように多くの細胞を持つ生物が誕生するのは、それよりも10億年以上後のことです。
動物は何のためにあるのか?
つまり、生き物と生き物には、くさりのようにつながって生きていく、ある「決まり」があるようです。 その直後、地球に太陽の光を利用して生きる「植物」が現れたときにも、その植物を食べて生きる「動物」が現れたのです。 このようにして、さまざまな動物が地球上のあらゆるところに現れ、それぞれが進化してすがたや形をかえていきました。
一番最初に生まれた人は誰?
よく、人間の先祖(せんぞ)はサルであるといわれますが、それを調べる大事な手がかりは化石です。 現在発見されている化石からいえることは、人間の先祖は、およそ200万年から300万年前のアフリカにいたアウストラロピテクス・アファレンシスという人類だろうということです。
動物の進化 どうやって?
遺伝子は突然変異(ランダムに発生する遺伝子の写し間違い)によって変化する。 変異した個体のうち、より環境に適応したものが残っていく自然淘汰で、特定の遺伝子を持った生物が定着することで進化が起きる。