つまり、生き物と生き物には、くさりのようにつながって生きていく、ある「決まり」があるようです。 その直後、地球に太陽の光を利用して生きる「植物」が現れたときにも、その植物を食べて生きる「動物」が現れたのです。 このようにして、さまざまな動物が地球上のあらゆるところに現れ、それぞれが進化してすがたや形をかえていきました。
地球上に生き物がいるのはなぜ?
生物が生きていくためには、水が液体でいられるようなおだやかな環境が必要だと考えられている。 地球がおだやかな環境にめぐまれ、生物が生きていけるのは、太陽からのきょりがちょうどよくて、暑すぎることも寒すぎることもないからだよ。 また、大気をつなぎとめておくには引力が必要だけど、引力は重い星ほど強いんだ。
動物はどうやって生まれたのか?
今からおよそ10億年前、空気中の酸素(さんそ)をすって生きる生き物が現れてきました。 その後、7億年ほど前までに、ゾウリムシやアメーバのような、動き回りながら自力でえさをとる生き物が現れてきたのです。 このような生き物を原生動物といいますが、これが最初の動物というわけです。
なぜ動物には尻尾があるのか?
尻尾の役割は、ライオンやチーターなどの動物では、疾走するときのバランスを取ったり方向舵の働きがあるといわれている。 リスなども樹上でバランスを取ったり、体を支えたりとの役割があるといわれている。 また、樹上生活をするクモザルなどの尻尾は、木の枝に巻き付けて体を支える手足のような役割もある。
動物はなぜ4本足?
なぜなら、陸上を歩き回るには、ひれではつごうが悪く、あしが必要になったからです。 そのために、陸上を歩き回る動物は、すべて、4本あしになったというわけです。 また、鳥も、2本あしのように見えますが、あれは、前あしが翼(つばさ)に変化しただけで、じつは4本あしの動物の仲間なのです。