例えば、動物の数え方。 「匹」や「頭」が代表的ですが、これにはれっきとした使い分けのルールがあるといいます。 もちろん細かい例外はありますが、基本ルールは人間より小さい場合は「匹」、大きい場合は「頭」で数えるのだそう。 2 апр. 2019 г.
動物 数え方 なぜ?
昔、人間にとって最も身近で生活に欠かせない動物(家畜)は馬でした。 荷車を引かせたり、農耕をさせたり、人間はいつも馬の背後からその姿を見てきました。 ... 西洋では放牧に出した牛の数が減っていないかを確かめるために、頭数(あたまかず)を確認することから、牛は"head"で数え、それがやがて大形の家畜一般の数え方となりました。
カラスは何と数える?
カラスを数えるとき、都内では塒として分かっている場所で、やってくる個体数を数えてだいたい何万羽くらい、と数を出しているのだそうです。 松原氏によると、それは塒での数としては有効だけれど、カラスは塒を変えることもあるし、塒にいるのが都内に「住んでいる」カラスとは限らないとのこと。
鳥は何匹?
鳥類は「羽」で数えますが、「動物園では鳥と動物合わせて1万匹飼育」などのように鳥獣をまとめて数える際は「匹」を用いることもあります。 詩的に鳥を「翼 (よく) 」で数えることもあります。 「隻」は獲物としての鳥を数える語です。 鳥の雌雄ひと組を「一番 (ひとつがい) 」といいます。
なぜウサギは一羽2羽と数えるのか?
ウサギを「1羽」「2羽」と数える由来には諸説あります。 獣(けもの)を口にすることができない僧侶(そうりょ)が二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけて食べたためだという説や、ウサギの大きく長い耳が鳥の羽に見えるためだとする説などが有力です。 ... さらに、「さぎ」に鳥のサギ(鷺)を当てたとする俗説まであります。