肺や気管などの呼吸器を守るために、外から入ってきたほこり、煙、風邪のウイルスなどの異物を気道から取り除こうとする生体防御反応が咳(咳嗽=がいそう)です。 異物が入り込むと、まず咽頭や気管、気管支など気道の粘膜表面にあるセンサー(咳受容体)が感じ取ります。
風邪で咳が出るのは何故?
気道の粘膜にウイルスが感染して炎症が起こると、脳のせき中枢を刺激してせきが出ます。 また、たんを排出するためにもせきが出ます。 また、のどの粘膜が炎症を起こすと、かぜウイルスなどの異物を排除しようと、粘膜から粘液が過剰に分泌されて、たんになりますが、たんが増えるとそれを排出するためにせきが出ます。
咳 どんな時?
咳は、ほこりやウィルス、細菌などの異物が、体に入ってこないように働く防御機能です。 気道内に侵入した異物は、気道にある咳受容体を刺激し、その信号が脳にある咳中枢に伝えられ、咳が出ます。 異物のほかにも、気道に炎症が生じたり、気道に溜まった痰を出す為にも咳がでます。
咳が出る時はどうしたらいいですか?
咳が止まらなくて苦しい!水分をたくさん摂る加湿器をつけるのど飴、トローチをなめるマスクの着用咳止め薬を飲む咳が止まらないときの5つの対処法|原因はストレス?乾燥?吐きそうに ...
咳が出る病気は何?
喘息、肺炎、結核、肺がん、COPD、喫煙、単なる風邪、副鼻腔炎、胃食道逆流、心臓や喉の病気、高血圧の薬の副作用など、咳の原因は多岐に渡ります。 どういった時間に咳が出るか、どういった状況で咳が出るかなど、詳しくお話を聞きます。