副鼻腔炎(蓄膿症)の治療方法 急性の副鼻腔炎の場合には1週間前後の抗生物質や炎症を抑えるお薬、又、局所療法としてうみを吸って鼻の中をきれいにする、更には、ネブライザー療法といって、抗生物質などの薬を細かい粒子にして副鼻腔まで届きやすくなるように蒸気を鼻から吸う療法などがあります。
副鼻腔炎 放っておくとどうなる?
しかし、放っておくと慢性化して、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったりします。 いわゆる蓄膿症です。 さらには、頭が重たい感じや倦怠感を覚えたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活に支障をきたすことも。
副鼻腔炎はどうしてなるんですか?
副鼻腔炎(蓄膿症)は、風邪かぜのウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜ねんまくに炎症が起こることで発症します。 風邪(ウイルスや細菌感染)やアレルギーなどがきっかけで鼻の中で炎症が起きると、鼻の粘膜が腫はれたり、ドロドロした鼻水が出てきたりします。
副鼻腔炎 いつまで続く?
急性副鼻腔炎の場合は1〜2週間程度、慢性の場合は2〜6ヶ月程度の期間になります。 ただし、炎症の程度により服用する期間は変わってきますので、医師と相談しながら治療しましょう。 抗生物質や血管収縮剤などの薬を鼻に噴射します。
副鼻腔炎 どうする?
病院では膿(うみ)を吸引したり、鼻の中に薬を吹きつける処置が行われます。 鼻の奥の副鼻腔まで届くように、抗生物質、抗炎症薬などの薬剤を、霧状にして口と鼻から吸入するネプライザー治療も一般的です。 また、内服する薬を処方することが多いです。