理由は2つあります。 ひとつは糖度の違いで、実は糖度自体は柿よりも渋柿の方が多く、渋柿をそのまま食べてもタンニンが邪魔をしてまったく甘さを感じられませんが、干すことで持ち前の糖度が活きるのです。 17 авг. 2018 г.
どうして渋柿で干し柿を作るのか?
糖度が高い渋柿の渋を抜いた生柿も 干し柿の原料が渋柿なのは、糖度が高いからなのです。 ところで、渋柿の渋を抜くには、干すほかにも方法があります。 焼酎などのアルコールをヘタの部分につけてビニール袋で密封して3、4日するとタンニンが不溶性に変わり渋が抜けます。
干し柿 なぜ干すのか?
干し柿は、渋柿を干すことでタンニンが水溶性から不溶性になり渋く感じなくなります。 また干すことで水分が抜けて糖度が高くなり、干し柿の甘味は、甘柿の約4倍にもなるのです。 干し柿の表面にふいた白い粉は、糖が表面にしみ出たもので、たくさんふいているものほど甘いという目安になります。
干し柿は、なぜ甘いの?
渋柿から作った干し柿はなぜ甘いのか 一方、干し柿に含まれるタンニンは不溶性。 唾液に溶けないので渋味を感じることなく、柿本来の甘さを感じることができるんです。 干し柿が甘くなるのは、渋柿の水溶性タンニンが不溶性に変化したため。 このことを「渋抜き(脱渋)」といいます。
干し柿は何に効くのか?
食物繊維には水溶性と不溶性があるのですが、干し柿には不溶性のものが多く含まれます。 不溶性食物繊維は、水分を吸収して便を増やすことによって、排便を促すため便秘対策に効果的です。 参考までに、水溶性食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロールを下げる働きがあります。