干し柿が登場したのは平安時代中期。 祭礼用のお菓子とされていました。 一方、甘柿の登場は鎌倉時代以降。 それまで日本には渋柿しかなかったので、その渋を抜く方法をみつけ、それが貴重な「干し柿」という保存食や嗜好品となり各地で普及。 30 нояб. 2018 г.
干し柿はいつから?
干し柿作りに最適な時期は、晩秋から初冬。 カビの発生を防ぐために、干し柿作りは気温が低く、雨降りの日が少ない乾燥した時期に行います。 明治以後はひもなどでぶら下げる「つるし柿」スタイルが現代の主流。
干し柿はどれくらいで完成?
(小さい柿で2週間、大きい柿なら3週間位)水分がよく抜けたものが好みであれば40日位干して下さい。 これを干し柿(ころ柿)と呼びます。 手でもまなかった場合は、約1ヶ月~40日を目安に干して下さい。 もんだ場合は、干す期間が短いので、出来上がりも大きめになって食べ応えがあります。
干し柿 何月まで?
干し柿は11月頃から出回り始め、3月頃までがシーズンです。 取り扱い量は約1,177トン。 最も多いのは福島県産(約420トン)で全体の約36%を占めています。
干し柿 何時代?
日本の歴史に初めて干柿が登場するのは平安時代中期の法典「延喜式」です。 ここに祭礼用のお菓子として干柿が出てきます。 一方、甘柿の登場は鎌倉時代以降と考えられていますから、干柿の歴史は甘柿よりも古いことになります。