空気の乾燥がもたらすのは風邪やインフルエンザなど感染症のリスクだけでなく、脱水症状を引き起こすこともあります。 とくに暖房器具を使うことで室内の乾燥がより加速する冬に起こりやすく、皮膚や粘膜、さらに呼吸によって水分が奪われていくことで脱水症状(不感蒸泄)が引き起こされます。
乾燥してるとどうなる?
健康な皮膚では角質のバリア機能があることで、水分の蒸発や外からの刺激を 防いでいます。 一方、皮脂などが不足し、皮膚が乾燥した状態になると、バリ ア機能が低下し、水分が逃げやすく、また外部からの刺激にも弱い状態になっ てしまいます。 ひどくなると湿疹や炎症を起こし、日常生活に支障を生じる場 合があります。
乾燥 何が起こる?
まずは、乾燥が原因となって引き起こされやすい症状について見ていきましょう。 空気が乾燥すると肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすい状態となってしまいます。 皮膚の新陳代謝であるターンオーバーに必要な水分も逃げてしまうため、肌荒れを起こしやすくなるのです。 空気が乾燥するほど、風邪のウイルスは活発化します。
人はなぜ乾燥するのか?
つまり空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇するため、湿度(相対湿度)が低下して乾燥を引き起こしてしまうのです。 また、エアコンの温風が直接、体に当たると、肌や唇、髪などが乾燥する原因となってしまうこともあるでしょう。 冬のお悩みでいちばん多い「乾燥」でのお困り。 その原因は「湿度」の影響が大きいことがわかります。
肌乾燥しすぎるとどうなる?
乾燥肌が悪化すると、皮膚がカサカサしたり、粉をふいたようになったりします。 さらにはひび割れや、ウロコのように見える鱗屑が生じることも。 また、赤みや湿疹が生じる場合もあります。