日本では、75歳以上の4人に1人が7種類以上の薬を飲んでいます。
高齢者 薬 多い なぜ?
薬は、徐々に肝臓で代謝(分解)さ れたり、腎臓から排泄されたりして、効き目がなくなります。 ところが、高齢者 になると、肝臓や腎臓の機能が低下して、代謝や排泄までの時間がかかるよう になります。 そのため、薬が効きすぎてしまうことがあるのです。 かかりつけの医師に薬の量と数についてよく相談して みましょう。
多剤服用 何種類?
※薬との因果関係がはっきりしないものを含め、患者に生じる好ましくない、あるいは意図しない兆候、症状、または病気。 何種類以上の薬を併用すれば多剤服用という明確な定義はありませんが、一般的に4~6種類 以上の薬を併用している状態といわれています。
ポリファーマシーとは 何剤?
「ポリファーマシー」は、「Poly」+「Pharmacy」で多くの薬ということですが、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象※を起こすことです。 ポリファーマシーが多剤併用ということではなく、多剤併用が悪いことでもありません。
高齢者 何歳から 薬?
高齢者とは65歳以上の方をいいます。 高齢になると、内臓の機能が低下して薬の代謝分解が遅くなるため、薬の作用が強く現れるおそれがあります。