骨の末端近くにある「成長板」(骨端線とも呼びます)には軟骨細胞が存在し、これが増えることで骨が長くなり、身長が伸びます。
骨の成長はどこで?
骨が成長するには、骨端軟骨や関節軟骨が成長し、それが骨組織に置き換わるか、骨膜により表面に骨組織が付加されるかのどちらかである。 一般に、骨の長さの成長は軟骨により行われ、太さの成長は骨膜により行われる。
骨の長さの成長 どの部分?
通常、骨は一番外側の骨膜が骨を外側に作ることで太さを増し、骨の先端(骨端)の軟骨(骨端軟骨)の部分が伸びながら骨に置き換わることで長さを増すという成長をします。
骨の形成 どこ?
骨髄で骨の形成が行われる。 骨芽細胞によって骨の吸収が行われる。 カルシトニンによって骨からカルシウムが放出される。
骨はどうやって成長するのか?
まず破骨細胞が酸や酵素で古い骨をこわします(骨吸収)。 次に、骨芽細胞がコラーゲンを生成し、そこに腸で吸収されたカルシウムが付着して新しい骨がつくられます(骨形成)。 この繰り返しが約3年のサイクルで回っており、骨は大人になっても日々生まれ変わっています。