つまり骨は十分な強さを維持しつつ変化し成長しているのです。 骨の中では、毎日古い骨から新しい骨へと生まれ変わっています。 血液や皮膚と同じように新陳代謝が行われています。 この骨代謝は、骨芽細胞によって骨が作られ、破骨細胞によって骨がこわされていくという形成と吸収の2つの活動によって成り立っています。
骨は何年で生まれ変わるのか?
骨は絶えず吸収(破骨細胞が骨を溶かす)と形成(骨芽細胞が新しい骨を作る)を繰り返し、約10年をかけてすべて入れ替わるといわれています。 この生まれ変わりは特に骨の再構築(リモデリング)といわれます。
骨の成長は何歳まで?
成長するにつれて、骨端軟骨部分にも血流が生まれ、カルシウムの沈着が起こり、骨端軟骨も骨化していきます。 そして、15歳から18歳ぐらいまでで骨の成長は終わります。
骨はどうやって大きくなる?
骨にはとなりの骨と連結しているところに、軟骨(なんこつ)というやわらかい部分があります。 骨がのびるときは、まずこの軟骨が大きくなります。 軟骨は、先に成長したところから順にかたくなり、それが骨となって、少しずつ骨が大きくなっていくのです。
骨の成長 どこ?
骨の末端近くにある「成長板」(骨端線とも呼びます)には軟骨細胞が存在し、これが増えることで骨が長くなり、身長が伸びます。