7)唾液腺の腫れ 過食症では、過食や嘔吐によって唾液の分泌が異常に多くなり、唾液腺が発達、肥大化して、腫れます。
嘔吐 唾液腺 なぜ?
嘔吐をくり返していると、唾液腺(耳下腺や顎下腺など)が酷使されるために腫れてくることがあります。 嘔吐を止めると自然に小さくなる事が多いのですが、中には唾液の排出量が一旦減るために、さらに大きくなって疼痛や発熱を伴う炎症を合併することがあります。
過食嘔吐 続けるとどうなる?
摂食障害のうちの過食嘔吐症は、低体重である場合、死亡率18%にまで及ぶ非常にリスクの高い障害です。 食べることと吐くことを繰り返すことで体内バランスが崩壊し、多臓器不全を起こしてしまうことがあります。
唾液腺 腫れ なぜ?
唾液腺が腫れる原因は、大きく分けると炎症、腫瘍、のう胞などが挙げられます。 そして、それらはさらに様々な病気に分類されます。 詳しい診断をつけるために、診療所や病院では問診(お話をすること)から始まり、さらに血液検査や画像検査(レントゲン、超音波エコー、CT、MRI)などをすすめていきます。
なぜ過食嘔吐してしまうのか?
過食症には、食べた分だけ吐き出す”過食嘔吐”と、まったく吐かずに食べ続けるケースがあります。 過食嘔吐は、食欲のコントロールができなくなり我を忘れて食べ過ぎてしまう症状です。 その後、「なぜ食べてしまったんだろう」と罪悪感や嫌悪感を抱き、このことをなかったことにしようと意図的に吐きます。