3-3. 緊張感が和らぎ、気持ちが落ち着くと、私たちは安心して眠りへと進むことができます。 そんな心の落ち着きをサポートしてくれるツボが「合谷(ごうこく)」。 これは、手の甲にあるツボです。 手の甲側、親指と人差し指の骨の分かれ目あたりにあります。
合谷 何に効く?
合谷は非常に多くの症状に使われる”万能なツボ”と言えます。 頭痛、眼精疲労、歯の痛み、顔面神経麻痺など頭顔面部の症状に良く用いられます。 その他、首肩コリや風邪、生理痛、皮膚の痒み、胃腸の調節、精神安定など様々な症状に使用されるツボです。
合谷 ツボなぜ?
合谷は痛みを麻痺させるエンドルフィンを分泌 合谷(ごうこく)が痛みに効くというのにも理由があります。 合谷(ごうこく)を刺激すると脳内に「エンドルフィン」というモルヒネの様な物質が大量分泌され、脳が感じる痛みを緩和します。 中国では鍼麻酔をする際に合谷(ごうこく)のツボが使われています。
合谷 どこ?
「合谷」の探し方 合谷は、親指と人さし指それぞれの付け根と、それらの指の骨が交わる3点でつくられた「三角デルタ地帯」にある。 目安は、机に手をおき、親指と人さし指をぴったりくっつけて、盛り上がった部分。 三角デルタ地帯が分かったら、そこを親指で押してみよう。
ツボはどのくらいおす?
ツボを押すときは、指の腹で垂直に押します。 強さは、気持ちいいと感じるくらい。 かるくで十分です。 3~7秒くらいかけてゆっくり押し、ゆっくり戻しましょう。