満月の光によって狼に変身し、おもに人の血や肉を求めてさまよい歩くが、夜明けとともに人間に戻る。
狼男 月 なぜ?
狂犬病に感染した人間は感覚器官が過敏になり、精神錯乱、うなり声をあげるなどの症状が見られるため、感染した人々は刺激の少ない夜に活動したそうです。 それでも満月の光は刺激が強いため、満月の夜に狼のと間違うような症状が出てしまい、狼男と満月の繋がりができたと言われています。
狼男 いつ?
1520年代から1630年代にかけてフランスだけで3万件の狼男関係とされた事件が報告され、ドイツやイギリスでも同様の事件の発生が記録されている。 また、魔女にはオオカミに変身できる能力があると信じられるようになった。
ライカンスロープ 何語?
元はギリシャ語でリュカントロポス(λυκάνθρωπος)。 『狼』を意味する"λύκος"と『人間』を意味する"άνθρωπος"から来ている。 英語の"werewolf"(ワーウルフもしくはウェアウルフ)のほうが用例は多い。
狼男 どこの国?
狼男に関するもっとも古い記録のひとつが、ギリシアの歴史家ヘロドトスの記述である。 そこには、現在のポーランドにあるスキュティアの向こう側に“ネウロイ人”という人々が住んでおり、彼らは年に1度狼に変身し、そのままの状態で数日過ごすと記されている。