花粉症は、目や鼻の細胞の表面に付着しているIgE抗体と花粉とが結合し、アレルギー症状と関係している「肥満細胞」と呼ばれる細胞から化学伝達物質が分泌され、それらの物質が神経や血管を刺激することで生じます。 主な症状としては目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどがあります。
花粉症 なぜ鼻水が出る?
花粉症を発症する原因とメカニズム メカニズムとしては、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。 その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。
花粉症のどのイガイガ?
花粉症になると、のどのイガイガや痛みを訴える人も多くなります。 鼻とのどはつながっています。 鼻の粘膜にある線毛が、粘膜の上の異物をのどに輸送します。 つまり鼻から流れてくる花粉で、のどが炎症を起こす場合があるのです。
朝 くしゃみ なぜ?
朝、目が覚めた時の鼻づまりやくしゃみ、鼻水がとまらない症状はモーニングアタックと呼ばれています。 起床時に自律神経のバランスが乱れることから起こるとされており、鼻炎やアレルギー性鼻炎の方によく起こる症状です。 リラックス時や睡眠中に働く副交感神経から、活動時に働く交感神経に自律神経が切り替わる際に起こります。
花粉症はいつまで続くのか?
花粉症のピークは、一般的に2月~4月と思われていますが、意外と量も種類も多いのが5月。 まだまだ花粉症のピークが続いていることも。 2022年は、ヒノキ花粉も前年より多くなる予想で、花粉の飛散期間も長くなる見込みです。