イベニティはスクレロスチンという物質のはたらきを抑えることで、 骨密度を増やし、骨折を起こしにくくするお薬です。 骨をつくるはたらき(骨形成)を促進するとともに、骨を壊すはたらき (骨吸収)を抑制する2つの作用を併せもちます。 注射することで効果を発揮するお薬です。
イベニティ なぜ1年?
なぜ、1年間を超えて注射することはできないのですか? イベニティによる骨密度の増加作用、骨折予防効果は、1年間の臨床試験成績で報告されているからです。 1年間きちんと治療を続け、骨密度を増加させましょう。
イベニティ いくら?
話がイベニティ®に戻りますが、イベニティ®は“骨折リスクが高い骨粗しょう症”患者さん向けの治療薬です。 費用は1割負担の方でも月に5千円程度かかります。
イベニティ 何回?
イベニティは1ヵ月に1回、12ヵ月(1年間)注射することで、効果を発揮するお薬です。 イベニティは1回に2本注射します。 イベニティによる治療を受けている間は、カルシウム及びビタミンDの補充が必要なこともありますので、医師の指示に従ってください。
骨粗鬆症の注射って何?
テリボンは、週2回の自己注射または週1回の通院注射により治療する骨粗鬆症のお薬で、骨量を増やし、骨折しにくくします。 これまでの骨粗鬆症の治療薬のほとんどは骨を削る働きを持つ「破骨細胞」を抑えることにより、骨が削られるのを抑えて骨粗鬆症の進行を抑制するものでした。