いわゆる「お腹のかぜ」の一つとして、腹痛があって水のような下痢が止まらず、嘔吐や熱が出たりするのが急性胃腸炎です。 有名なものではノロウイルスやロタウイルスによる感染症も急性胃腸炎の一種です。
急性胃腸炎ってどんなの?
急性胃腸炎とは、胃腸の粘膜が何かしらの原因により障害をきたし、粘膜が炎症を起こしている状態をいいます。 炎症を起こした粘膜は腫れ、急性発症の下痢や吐き気、嘔吐、腹痛を伴うようになります。 胃腸の粘膜に障害を起こす原因には様々なものがあります。
急性胃腸炎は何科?
急性胃腸炎とは、ウィルスや細菌感染によって胃腸の粘膜に炎症が起きる疾患で、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。 ウィルスや細菌感染以外にも、刺激の強い飲食物の取りすぎ、の取りすぎ、日々のストレスからくることもあります。 また、非ステロイド系の消炎鎮痛剤や、抗生物質などの副作用によって引き起こされることもあります。
胃腸炎 何性?
大きく分けて、ウイルス性胃腸炎と細菌性胃腸炎がある。 ウイルス性は、胃腸に侵入したウイルスが胃腸の働きを悪化させることで、急な嘔吐や下痢などの症状が現れるため、嘔吐下痢症と呼ばれることも。 主な原因ウイルスはノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなど。
急性胃腸炎はいつ完治する?
症状がでている期間はウイルス性胃腸炎の場合5~7日程度といわれており、多くの場合は自然と治ってきます。 細菌性腸炎の場合は抗生剤が必要なケースもありますので、病院には受診するようにしましょう。 潜伏期間(感染から発症するまでの期間)は病原体によって異なります。 代表的なウイルス・細菌感染のものは下記の通りです。