平成14年9月30日付け厚生労働省医政局通知により「看護師等が行う静脈注射は診療の補助行為の範疇(はんちゅう)として取り扱う」という新たな行政解釈の変更がなされ .
点滴の速度が早いとどうなる?
注入速度が速すぎると、尿量の増加、動悸などが起こり、呼吸・循環器への負荷が進むと呼吸困難、浮腫、血圧低下などの心不全症状をひき起こす場合もあります。 反対に注入速度が遅すぎると、必要量に達するまで口渇(こうかつ)、尿量の減少、発熱、意識レベルの低下といった脱水症状を起こすこともあります。
注射 看護師 いつから?
2-1 看護師が静脈内注射を行えるようになったのは平成14年から! 平成14年9月30日に下記解釈が通知されました。
点滴 何mLから?
輸液とは,液体を皮下・血管内・腹腔内などに投与することと定義されるが,一 般的には経静脈的すなわち血管より輸液剤を点滴することである。 また,一般に注 入量が 50 mL 未満のものを注射液,注入量が 50 mL 以上のものを輸液として区分し ている。
注射はなぜ静脈なのか?
静脈内注射を行うのは、薬剤を速やかに全身に行き渡らせるためです。 静脈内に直接薬剤を注入しますので、血中濃度が急激に上がります。 末梢静脈から、右心、肺循環、左心、体循環という経路をたどり、5~10分程度で効果が現れます。