巨大児の原因として妊娠中のお母さんの血糖コントロールがよくないことが挙げられます。 巨大児では、1)お産が難産になりやすい、2)赤ちゃんに合併症が起きやすい、などの可能性がありますので気をつけましょう。
胎盤 大きい なぜ?
胎盤は成長する臓器。 おなかの赤ちゃんが大きくなるにつれて栄養もたくさん必要になるため、胎盤も徐々に大きく、重くなっていきます。 お産を終えて、体外へと排出されるときの胎盤は、直径約20~30cm、厚さ2~3cm、重さ500~600gほどになっています。
巨大児 呼吸障害 なぜ?
●巨大児の出産後のリスク 胎児が高血糖になるとインスリンが分泌され、インスリンが高いと肺の成長が遅れます。 このために出生後呼吸障害となることがあります。
巨大児の特徴は?
巨大児とは、形態異常などの肉眼的な異常がなく、出生体重が4,000g以上の赤ちゃんのことをいい、生まれたときの週数は問わないとされています。 糖代謝異常合併妊娠などが原因となり、巨大児を経腟分娩した場合には、お母さんにも赤ちゃんにも、合併症のリスクが生じます。
巨大児の原因は?
巨大児とは,出生体重が4000g以上の正期産児をさす。 主な原因は母体糖尿病である。 合併症には,分娩外傷,低血糖,過粘稠度,および高ビリルビン血症がある。