空気が乾燥していると、木材や落ち葉などの水分量が減り、火がつきやすくなるためです。 家の中では、暖房器具など火を使う機会が増える上に、身の回りのものが乾燥していると火の広がりも早くなるので、冬場は火のもとに注意が必要です。 火事のリスクは火を使わない場所にも隠れています。 15 дек. 2020 г.
乾燥 なぜ燃えやすい?
空気が乾燥すると空気中の水分量と同様、建物や家具などに蓄えられる水分量も少なくなります。 水分を多く含むものよりも乾燥しているものの方が燃えやすいのはご存じの通り。 ちょっとした火の気が大きな火事に繋がりやすくなるのです。
なぜ火災が多いのか?
出火原因別に見ると、たばこが3,581件と最も多く、次いでたき火が2,930件、こんろが2,918件となっています(図表3参照)。 たばこによる火災は、3,414件で全火災の9.5%を占めています。 6割以上は「不適当な場所への放置」によるものです。
どうして火事が起こるの?
総務省消防庁の「令和元年(1月~12月)における火災の状況(確定値)」によると、建物火災の出火原因は、「こんろ(13.6%)」「たばこ(9.8%)」「電気機器(6.0%)」が多くなっています(放火を除く)。 そして、「配線器具(5.6%)」「ストーブ(5.3%)」が続きます。
なんで冬は火事が多いの?
秋から冬にかけては空気が乾燥し、火災が発生しやすい気象条件となるためです。 また、暖房器具等の火気を使う機会が増加することにより、勘違いやスイッチの切り忘れ等による器具の不適当な使用方法が、火災につながることもあります。