ふつう空気は電気を通しませんから、この場合、少しの電気では、空気がじゃまをして電気は流れないのです。 ところが、雲の中にたまる電気が多くなると、電気を通さないはずの空気の中を、電気が通ってしまいます。 これが雷が落ちるということなのです。
雷落ちたらどうなる 人?
直撃 人体が落雷の主電流に直接打たれることを言います。 多くの場合は大電流が体内を流れるため、死亡する可能性は極めて高く、落雷の直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%(雷撃後に、何も処置しなかった場合は約90%)であることが、統計結果や動物実験から推定されています。
雷はどうやってできるのか簡単に?
高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。 そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。
雷 なぜ下に落ちる?
でも落雷は昇雷なのです 稲妻が上(雲)から下(地表)に降りるのは錯覚でもなんでもありません。 発達して垂れ込めた雷雲の下部分にたまった電子(マイナス電荷)は、プラス電荷をもつ地面へと、槍のようにプラズマ放電の枝を盛んに突き出します。 これが暗い雲からギザギザの光脈で降りてくる稲妻、稲光です。
雷はなぜひかるのか?
雷の電気は空気の中を流れます。 このとき、雷の電気が流れたところの空気の温度はかなり高くなります。 すると、熱くなった空気は光ります、この光が雷のピカピカの正体というわけです。