ゴロゴロ…ピカピカッ!ドドーン!という大きな音や光がして、びっくりしたことはないかな? その音や光のしょうたいは、みんなも知っている「雷(かみなり)」だね。
雷の正体は何?
空気の中をむりやり電気が流れると、激しい光と音が出 ます。 これが雷の正体です。 雷は、積乱雲という発達した 雲で発生します。 電気が流れやすいところは、雷も伝いやすいです。
雷は何で音がなるのか?
ゴロゴロと聞こえる原因 雷は周りの空気の温度を一瞬にして約3万℃(太陽の表面の温度の約5倍)に熱し、圧力を高めて一気に膨張します。 その時の衝撃が周りの空気に伝わり振動させ、ものすごい音になるのです。 近くで雷が落ちると「バーン!」 や「バリバリッ!」という音に聞こえます。
雷はなぜひかるのか?
雷の電気は空気の中を流れます。 このとき、雷の電気が流れたところの空気の温度はかなり高くなります。 すると、熱くなった空気は光ります、この光が雷のピカピカの正体というわけです。
雷に打たれるとどうなるのか?
直撃 人体が落雷の主電流に直接打たれることを言います。 多くの場合は大電流が体内を流れるため、死亡する可能性は極めて高く、落雷の直撃を受けた場合の死亡率は約70~80%(雷撃後に、何も処置しなかった場合は約90%)であることが、統計結果や動物実験から推定されています。