空気が電気の力に耐えきれなくなった時に放電し、雷が発生します。 プラス電荷とマイナス電荷が引き合い空気中で放電します。 この雲の中、または雷雲同士で発生するものが雲放電で、雲と大地の間に発生するものがいわゆる落雷です。
雷の起き方は?
まず落雷を起こす雷雲の構造は、雲の上の方にプラスの電気が、下の方にマイナスの電気がたまっています。 この雷雲のマイナスの電気に引き寄せられて、プラスの電気が地表にたまります。 すると、例えば木のような地表の突き出たところに電気が集中し、雷雲からその先端に向かって最初の放電が起こります。
雷が鳴るのはなぜ?
ゴロゴロと聞こえる原因 雷は周りの空気の温度を一瞬にして約3万℃(太陽の表面の温度の約5倍)に熱し、圧力を高めて一気に膨張します。 その時の衝撃が周りの空気に伝わり振動させ、ものすごい音になるのです。 近くで雷が落ちると「バーン!」 や「バリバリッ!」という音に聞こえます。
雷なぜ地面に落ちる?
雷の正体は、積乱雲(入道雲)の中で発生した電気です。 ふつう、雲がうかんでいる空気は電気を通さないのですが、雲の中にとどめておけないほど大量の電気がたまると、空気中を電気が通って地表まで届くのです。 このように、雲から地表へ電気をにがす(放電する)現象を「落雷」とよびます。
雷とはどういう現象か?
雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。 放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。 雲と地上の間で発生する放電を対地放電(落雷)といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。