『源氏物語』や『今昔物語集』にも馬を「匹」で数える用例が見られます。 そこから、「匹」は馬だけでなく、広く生き物を数えるのに用いられるようになりました。 一方、大形の動物を数える「頭」の歴史は意外にも浅く、夏目漱石(そうせき)の時代にはまだ一般には使われていませんでした。
馬は何て数える?
馬はもともと「匹」で数えましたが、のちに「頭」で数えるようになりました。 「蹄 (てい) 」はひづめのことで、そこから馬を数えます。 馬の4本の脚 (あし) にそれぞれ1蹄ずつついているので、4蹄で「1頭」と数えます。
何頭と数える動物は?
例えば、動物の数え方。 「匹」や「頭」が代表的ですが、これにはれっきとした使い分けのルールがあるといいます。 もちろん細かい例外はありますが、基本ルールは人間より小さい場合は「匹」、大きい場合は「頭」で数えるのだそう。2 апр. 2019 г.
何羽 数え方?
1羽、2羽、3羽… 10羽。 気がつくと我々は「10羽」を知らず知らずのうちに「じゅっぱ」と読んでいて、よほど意識をしていないと「じっぱ」という“正しい”読み方はできません。 「羽」はもともと「は ha」で、h音の助数詞ですが、現代ではもっぱら「わ wa」となり、h音の助数詞としての認識が薄れつつあります。
本はなんて数える?
①「冊」は書籍・本を数える語です。 ③本の発行部数や売上部数を数える場合は「100万部突破」のように「部」を用います。 ④シリーズ本や続き物の本、百科事典は「巻」を用い、「第〜巻」といいます。 ⑤「帙」は和装の書物を包む覆 (おお) いのことで、そこから帙に入れた書物や文書(主に和文)を数えます。