食べ過ぎ・飲み過ぎ、トウガラシなどの刺激物の摂取、ピロリ菌感染などが原因で、急に胃の粘膜に炎症が起こった状態です。 胃痛などの症状が現れますが、通常、2~3日程度で治まります。
慢性胃炎とはどういうことですか?
2.慢性胃炎 慢性胃炎のおよそ80%がピロリ菌感染によるもので、胃炎が慢性化した状態を言います。 主な症状は、胃もたれ・胃痛・吐き気・胸焼けなどで、そのまま放置しておくと胃潰瘍に進行してしまう場合があります。 胃の粘膜が弱っているので、治療に時間がかかるケースが見られます。
慢性いえんを放置したらどうなる?
慢性胃炎を放置しておくと、胃の粘膜が薄くなる萎縮性胃炎に進んでしまいます。 萎縮性胃炎が続くと、胃の粘膜が腸の粘膜のようになってしまう腸上皮化成を起こし、その一部ががん化し、胃がんへと成長してしまいます。
慢性胃炎 何科?
慢性胃炎の疑いがある場合は、内科または消化器内科を受診しましょう。 病院では、「お薬による治療」や「生活指導」が行われます。
慢性胃炎は治りますか?
慢性胃炎の根本的な治療法はありません。 症状がない場合は、治療することなく経過をみてよいです。 しかし、発症の原因がピロリ菌感染である場合は、通常3種類の薬(抗生物質2種と胃酸分泌をおさえるプロトンポンプ阻害薬)を1週間服用し、除菌を行ないます。