感染経路は、感染動物に接したり、感染動物の抜け毛やフケや菌に汚染したもの(ベッド、毛布、ブラシ、バリカンなど)に接触することで感染します。 野良猫や多頭飼育、子犬や子猫が多く集まる場所、高齢の犬や猫などで注意が必要です。 また、皮膚糸状菌は生命力が強く、自宅の中で1年以上生き残ったという報告があります。
猫カビなぜなる?
猫が真菌症を発症する原因は「皮膚糸状菌」と呼ばれるカビです。 愛猫が菌に感染した動物や人間と触れたり菌で汚染された場所に行ったりすると、感染してしまいます。 しかし健康な猫であれば免疫機能により守られるため、皮膚糸状菌と接触してもほとんど感染しません。
猫カビ どこから?
症状としては脱毛・切れやすい毛・赤み・痒み・黄色いかさぶたなどがありますが、これらの症状が全くないが真菌が毛にくっついていることもあります。 どこから感染するかもあまり詳しくわかっていませんが、毛や家の埃にのって感染すると言われています。
猫のフケ どうしたらいい?
皮膚が乾燥していると、角質がはがれやすくなりフケが増えます。 加湿器などで適度に湿度を保ったり、保湿用のスプレーや蒸しタオルを使って皮膚の潤いを保つように工夫しましょう。 また、猫用の洗い流さないトリートメント剤や保湿剤も有効です。 使用前には必ず獣医師にご相談ください。
猫 皮膚病 どのくらいで治る?
大部分の健康な動物では無治療でも12週間程で自然治癒しますが、動物の感染時間を短くし、真菌を環境中に飛散しないようにするために治療は必要です。 病変のある部位や程度に応じて、毛刈り、抗真菌シャンプー、外用薬、内服薬で治療します。