毛包炎(毛嚢炎)は、毛穴の奥の毛根を包んでいる部分「毛包」の浅い層に限られる、通常は黄色ブドウ球菌を原因菌とする毛包の細菌感染症です。 黄色ブドウ球菌のほか、緑膿菌やそのほかの菌が原因となることもあります。 いわゆるニキビも毛包炎の一種といえます。
なぜ毛包炎になるの?
原因は? 毛包部の小さな掻き傷や刺し傷、男性のひげそりでできたキズなどから皮膚に細菌が入り込み、炎症を起こします。 原因菌は主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌と呼ばれる細菌です。 管理が不十分な入浴施設などで緑膿菌と呼ばれる菌に感染して起こることもあります(「温浴毛包炎」と呼ばれます)。
陰部 毛包炎 何科?
デリケートゾーンに吹き出物などができた場合、診察してくれるのは婦人科もしくは皮膚科です。 ただし、切開が必要になる場合は婦人科で対応できず、皮膚科を紹介されることも少なくありません。 逆に尖圭コンジローマのような性感染症だと、婦人科への受診を勧められることになります。
毛嚢炎ほっとくとどうなる?
毛嚢炎を放置すると、色素沈着の原因になったり施術ができなくなったりします。 炎症がひどい場合は、医療脱毛クリニックに相談して医師の診察を受けることをオススメします。
おできは何科を受診?
症状が悪化する前に病院で専門的な治療を受けたほうがよいでしょう。 おしりに気になるできものを見つけたときにはご自身で治そうとせずに、まずは皮膚科を受診するようにしましょう。