MRIでは脳の萎縮の状態もわかり、認知症の診断に役立ちます。 脳の機能が低下すると、血流が低下します。 つまり、脳の血流低下がみられる部分は機能が低下している部分です。 ・アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症など、認知症の原因を診断するために役立ちます。
認知症かどうかを調べるには?
脳画像検査は、脳の画像を撮影し、 脳の萎縮などの状況や脳血流の低下具合 ==を調べ、脳の器質的病変から認知症の診断をします。 具体的な手法は、CT・MRI・VSARDなどの脳の形状をみる検査と、脳SPECTなどの脳の働き具合をみる検査があります。
MRI 脳 検査で何がわかる?
MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器を撮影する検査です。 特に頭部の検査では、脳腫瘍(のうしゅよう)、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)などの病変の有無を調べることが可能です。 脳出血や脳梗塞では、病変の有無、大きさだけでなく病気の発症時期を推測することが可能です。
認知症 どんな症状?
認知症の中核症状とは、脳の病変による認知機能の低下から引き起こされるもので、理解力・判断力の低下、記憶障害、見当識障害、遂行機能障害や失語・失行・失認といった症状を指します。 程度の差はあれど認知症であれば必ず起こりうる症状で、進行とともに徐々に重くなっていくものです。
どんな人が認知症になりやすいか?
認知症になりやすい性格は? 認知症にかかりやすい人とは一体どのような性格を持った人なのでしょうか。 一般的に「怒りやすい・短気な人」「小さなことを気にすぎてしまう人」「協調性のない人」は認知症にかかるリスクが高いと言われています。