高いところは見晴らしがよく外敵に見つかりにくく、獲物を見つけやすいという利点があります。 平衡感覚に優れている猫ちゃんにとって、高い場所はリスクよりもメリットが大きい場所ということのようです。 それ以外に高いところを好む理由としては、ノミやダニが少ない、他の猫ちゃんに優位性を表現するためともいわれています。
猫 なんで 狭いところ好き？
狹いところに入りたがる最も大きな理由が、その狩猟本能です。 野生の猫は、小動物などを狩って食べてきました。 その狩りの方法が、獲物に気付かれないように狭くて暗い場所で体力を温存するようにじっと身を潜め、獲物がハンティングエリアに入ってきたら一気に飛びかかるというもの。
猫 高いところ どこまで？
猫はタンスの上からは平気で飛び降りたりしますが、約2.5m(1階の屋根くらいの高さ)が怪我せずに着地できる限界のようです（肥満猫だとこの数値はもっと下がります）。
猫 なぜ登る？
降りられなくなるような高さまで登ってしまう理由として一番考えられるのは、危険を察知して外敵から身を守るために高いところに登るという習性です。 彼らは、高いところに登ることによって、安全を確保します。 ――つまり、猫は「高い場所＝安全な場所」だと考えているのですね。
猫 塀の上 なぜ？
猫は木の上、車のボンネットの上、塀の上など、高い場所を好む傾向があります。 この「高い場所が好き」という猫の好みの理由は、外敵に襲われる危険性が少なく、 視野が広くていち早く危険を察知できる場所を選ぼう！という野性の本能が作用しているからです。
