脳が熱を持った時に周囲の冷たい空気をあくびとともに吸うことで、脳の熱を下げるという仕組みです。 またあくびをすることで空気を思い切り吸い、血液中の二酸化濃度を下げ酸素濃度を高めることで脳の働きを高めるという考え方もあります。 ただし本当に脳のクールダウンのためにあくびが行われているかどうかは明確に解明されていません。
あくびが出るのは何故?
あくびは脳に覚醒を促し、リフレッシュを求める現象!? 「古くから言われているのが、脳が酸素不足の状態に陥り、そのシグナルとしてあくびが出るという説です。 また、あくびは覚醒を促すサインという医師や研究者もいます。 あくびによって口を大きく開くことで、脳に覚醒を促しているという説です」(菅原先生)。
あくび 止まらない 何故?
貧血や起立性低血圧など、脳へ送られる酸素の量が低下する病気を患うと、頻回にあくびが出るようになることがあります。 あくびはより多くの酸素を取り入れることができるようになるため、不足した酸素を補おうとする一種の生理現象とも考えられます。
なぜあくびが出るのか チコちゃん?
気になるチコちゃんの回答は「脳の温度を下げるため」。 あくびをする理由は「酸欠になっているから」と言われることも多いが、これは間違いのようだ。 脳は普通に生活している限り酸欠になることはなく、脳出血や脳梗塞、高山病の時のみであると番組では説明をした。