日本の公的医療保険は、病気やケガにかかる療養費の自己負担を軽減することを目的としたものです。 目立った問題がなく、順調に出産を終えた「正常分娩」の場合、診療や手術が必要な病気・ケガには該当しないため、公的医療保険は適用されません。 したがって、出産費用は全額自己負担となります。
無痛分娩 なぜ保険適用外?
無痛分娩は、帝王切開のように母子の生存を優先するために行う手術ではないため、公的医療保険や高額療養費制度の対象外となっています。
妊娠 いつから保険適用外?
・妊娠初期〜6カ月(4週ごろ〜23週まで) 妊娠・出産の医療費には健康保険が適用されませんが、これを健診ごとに利用することで、健診費の自己負担を抑えられます。 2回目の健診(初期健診)まではまだ受診票(補助券)が使用できないので、かかるお金は全額自費になります。
妊婦検診 保険適用外 いくら?
基本的に妊娠、出産は病気やケガではないので、健康保険が適用されません。 したがって、妊婦検診費用(約10万円)、出産費用(約50万円)は健康保険が適用されず、全額自己負担となります。
妊婦検診なぜ自費?
なぜかというと、妊娠は健康保険情では病気・ケガとして扱われません。 日本の健康保険は病気・ケガに対して費用の一部を負担する、が原則なので、妊娠では健康保険は使えないのです。 そのため、妊婦検診にかかる費用は医療機関が自由に決めていいことになっています。 この前提を踏まえて、おおよその費用の話をしましょう。