猫の肉球には歩くときや高いところから降りるとき、飛び移るときに足の裏にかかる衝撃をやわらげる働きがあります。 狩りをする際、獲物に近づく際に気づかれてしまわないよう、足音を消せるのも肉球のおかげです。 爪を引っ込め、クッション代わりの肉球を地面に接地させて歩くことで、獲物に静かに近づくことができるのです。
猫の肉球は何個?
後ろ足の肉球は趾球4つ、足底球1つで合計5つ。 これに対して、前足の肉球は合計7つあります。
猫 肉球 噛む なぜ?
敏感な肉球だからこそ、常日頃から調子を整えることは必要です。 肉球の感覚を確かめながら肉球の感度を確かめるために、猫は肉球を噛んでいると言われています。 いざというときに感覚が鈍らないように、ガブガブと噛んで痛みや感触のテストをしているのかもしれませんね。
肉球は何のためにある?
肉球の役割 肉球は主に弾性繊維、コラーゲン、脂肪などから構成され、柔らかいのに弾力のある特徴的な手触りになっています。 それがクッションとなって地面から受ける衝撃を吸収し、関節や骨をサポートしています。 また、肉球にある汗腺が汗を出すことで肉球を湿らせ、滑り止めの役割も果たしています。
猫 肉球 どこ?
前足の一番大きなものが掌球(しょうきゅう)、掌球の上にあるのが指球(しきゅう)、一番体に近い位置にあるのが毛根球(しゅこんきゅう)、人間でいう親指に値する狼爪(ろうそう)という部分にも小さいですが肉球があります。 後ろ足では一番大きいものが足底球(そくていきゅう)、足底球の上にあるのが趾球(しきゅう)という名前です。