汗が皮膚の表面でアカや皮脂などと混じり合ったところで、これを細菌が分解することでニオイ物質が発生し、臭くなるのです。 すっぱいニオイや、ぞうきんのようなニオイは、エクリン腺から出る汗のニオイがもととなって、細菌が作り出した物質のニオイです。 また、アポクリン腺から出る汗からも、細菌の分解によってニオイが発生します。
脇汗の匂い どんな?
ワキガがどんな匂いか例えると、スパイスのような匂いです 人によって匂いの感じ方に違いはありますが、ワキガがどんな匂いか例えると、スパイスやカレーといった香辛料の匂いになります。 ほかにも鉛筆の芯の匂いや、劣化したプラスチックの匂い、硫黄の匂いなどに例えられることもあります。
脇の臭い 誰でもある?
アポクリン汗腺は誰の身体にもある汗腺のため、誰もがにおいを発していておかしくないのですが、においの強弱は分泌される汗の量の違いに関係します。 つまり、わきがの人はアポクリン汗腺の数が通常よりも多いか、アポクリン汗腺から出る汗の量が多い体質である可能性があるのですあります。
体のどこからか臭い匂いがする?
ニオイの元となるのは、主に体から分泌される汗と皮脂、そして皮膚上の常在細菌です。 皮膚には2種類の汗(エクリン汗・アポクリン汗)と2種類の皮脂(皮脂腺から出る皮脂・角質層の中にある脂質)があり、それぞれが「ニオイの材料」となります。 実は汗や皮脂は分泌された直後には臭いません。
わきがの臭いいつから?
アポクリン汗腺は、フェロモンを発する性腺の一つといわれています。 そのため、思春期頃になると性ホルモンの影響でアポクリン汗腺からの汗の分泌量が増え、ワキガ臭が気になり始めます。 そして、個人差はありますが、平均的に女性は16歳頃、男性は18歳頃にワキガが発症するといわれています。