各組織がエネルギーとして中性脂肪を利用するには、遊離脂肪酸という形に分解される必要があります。 人は寒さなどの刺激を受けたり、運動をしてエネルギーが必要になったりすると交感神経の活動が活発になります。 すると、リパーゼという酵素が活性化され、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。
なぜ運動をすると痩せるのか?
有酸素運動は長時間エネルギーを生み出しながら行う 血中の脂肪酸が少なくなってくると、カラダに蓄積されている体脂肪が分解され、脂肪酸に変化。 そして血中に流れ込むというサイクルでATPを生成し続けます。 有酸素運動が体脂肪の減少に効果的であるといわれるのは、このエネルギー代謝によって脂肪が燃焼されるためなのです。
運動してるのになぜ痩せない?
有酸素運動は脂肪燃焼につながりますが、筋肉量が少ない人は基礎代謝量も少ないため、痩せにくい傾向があります。 なかなか痩せられないときは、併せて筋トレを行ってみましょう。
運動 どこから痩せる?
ダイエットでは一般的に「ふくらはぎ→腕→肩→太もも→胸→お腹→腰→おしり」の順番で痩せていくといわれています。 残念ながら体型の中でも特に気になる太ももやお腹・おしりは、痩せるまでに時間がかかります。 必ずしも順番通りに痩せるとはいい切れませんが、理論上では肝臓に遠い部分から痩せると考えられます。
運動 いつ痩せる?
午後から夕方までの時間帯に運動を行うこともダイエット効果アップにつながります。 特にオススメなのが午後16時~19時頃で、1日のうち脂肪燃焼効果が最も高くなることが分かっています。 この時間帯の体は1日のうち最も活動している状態にあるため、体が温くなっておりカロリー消費に適しています。