嗅覚に関与するにおい物質は、分子量20~400程度の物質が多く、種類も約40万種以上存在すると考えられており、その化学構造も多種多様です。
嗅覚 何種類?
ヒトは約400種類の嗅覚受容体を持つといわれています。 その組み合わせは無限にあり、そのため数十万種類あるといわれるにおい物質を嗅ぎ分けることができるのです。
臭い 匂い どっち?
嗅覚で感じられる“におい”の場合、よい“におい”は「匂い」、不快な“におい”は「臭い」と書きます。
嗅細胞 何種類?
哺乳類は約1000種類もの匂い分子受容体の遺伝子を染色体DNA上に備えている。 嗅上皮に存在する数千万個の嗅細胞のそれぞれは、その1000種類のレパートリーから、たった1種類の匂い分子受容体を選択して発現する。
スカトール どんな匂い?
通常インドール、スカトールは濃度との相関が強く、インドール、スカトールは、濃度が高い場合はふん便臭の臭気成分であるが、その濃度が低くなれば芳香性(前者はスミレ、後者はジャスミンや沈丁花)の「におい」となり、香水などの原料として用いられています。